ページ

2012年6月26日火曜日

異種金属接触腐食の正しい知識

異種金属接触腐食の正しい知識

  異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)はステンレス+鉄やステンレス+亜鉛などの電位差の大きな金属が接触した状態に水分があると起きる金属腐食です。
 腐食はイオン化傾向の大きな金属側で起きます。一般的に錆の発生しやすい金属です。
 水中はもちろん空気中の湿気でも腐食が進行しますが、濡れたり乾いたりを繰り返す場所では腐食が早いと言われています。
特に注意をするべきなのは樋工事における『異種金属の配管接続』です。
 屋内にSGP(鉄製)管を使用し、屋外ではステレンレス管をそのまま仕上げに使用する場合などはどうしても接続しなければなりません。その時によく間違えていわれているのが『腐食するからステンレス管+SGP管の間にMD継手を使ってはならない』ということです。
 これには2つの間違いがあります。
本来異種金属が直接接触している場合に腐食が起きるので継手を使えば配管同士のガルバニック腐食は起きないのです。
 もうひとつは【ステンレス管+MD継手】そのものがNGです。
これは明らかに異種金属の接触になりますから腐食の原因です。
現状では樋の業者は内容を把握していても、これが原因で大きな漏水が起きた事例がないので、無視しています。理由はMD継手には塗装皮膜があるので皮膜が持っている間は腐食が起きないからです。しかし塗装皮膜は何年持つのか、わからないものなので当てにはしていけません。
 以上からステンレス管の接続は『通常のフランジ+防食ボルト』もしくは『防食継手(ゴム製)を使用』なので注意してください。         
                                  H、K

0 件のコメント:

コメントを投稿