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2013年5月13日月曜日

ArchiCADオブジェクト 免震ゴムをGDLで作成してみよう! 1日目


免震ゴムをGDLで作成してみよう! 1日目


今週は、GDL特集でいきますよ!5日間連載でいきます!

このような免震ゴムのオブジェクトをGDLで作ってみましょう!

3Dは、こんな感じ。













2Dは、こんな感じ。
  
しかも、文字が移動できるように!



















作業の手順は以下の通りで、5日間に渡って連載していきます!

1.仕様の決定          1日目

2.新規オブジェクトの作成    1日目

3.パラメータの設定       1日目

4.ベースプレートの入力     2日目

5.フランジプレートの入力    3日目

6.積層ゴムの入力        3日目

7.2D表示スクリプトの入力   4日目

8.2D文字、品番の入力     5日目

9.2D文字の移動ホットスポット 5日目




先日エクスナレッジさんから発売された、『やさしく学ぶArchiCAD GDLプログラミング (著 平沢岳人)』の本も参考にすると、より分かりやすいですよ!



アマゾンでは、ここです↓


著者の平沢先生は、千葉大学の先生です。

千葉大学 平沢研究室 HPは↓


次回5/17(金)のOPEN BIM cafeで講演して頂けますよ!↓
(セミナー参加の募集は終了しています)




道は少し険しいですが、頑張ってやってみましょう!

1.仕様の決定


まず、各種寸法の仕様を決めてみます。
事前にこれを決めるのがオブジェクト作成には重要ですよ。
使い勝手に影響しますからね。

今回はこのように設定してみます。

さあ、早速やってみましょう!

2.新規オブジェクトの作成

まずは【ファイル】-【ライブラリとオブジェクト】-【新規オブジェクト】を選びます。
やさしく学ぶArchiCAD GDLプログラミング では、P16参照≫


すると、こんなウィンドウが出ます。これはAC16での画面です。
AC15だとこの画面ではなく、「パラメータ」の画面が出ますが、中身は一緒ですよ。














とりあえず、保存しておきましょうか。
【ファイル】-【上書き保存】します。











適当な名前を付けて、今回は保存先を「埋め込みライブラリ」としておきます。

ちなみに「新規フォルダ」にしておくと、plnファイルの外に保存しておくことが出来ますよ。













3.パラメータの設定


左の方の、「パラメータ」をクリックすると、このような画面になります。
AC15だと最初にこの画面がでますね。
≪やさしく学ぶArchiCAD GDLプログラミング では、P76参照≫













最初に決めた仕様を見ながらパラメータ変数を作成していきます。

ベースプレートの幅は「a」、「b」としましたが、この変数は既にあるので名前を変えましょう。

ちなみに、変数の大文字、小文字は関係ありません。
またGDLの変数、スクリプトは「半角」でないと駄目ですよ。
「スペース」も「半角」でないとエラーが出てしまうので要注意!!

その他、各種パラメータ変数は「新規」ボタンをクリックして、変数、名前、値を入力します。

タイプはデフォルトの「長さ」のままにしておいて大丈夫です。
この「長さ」の値は、スクリプト内での単位はミリとして処理されます。
つまり、「500」と値を設定すれば、500ミリ=0.5メートルと処理されます。



補足ですが、タイプを「実数」とすると、小数点以下の数値まで入力できますが、入力した値はスクリプト内での単位はメートルとして処理されます。
つまり、「500.00」と値設定すれば、500メートルと処理されます。




1日目は嫌気が差さない程度に、ここまでとします!

次回はいよいよスクリプト入力して形にしていきますよ!

ではまた次回!

FH
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