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2017年5月19日金曜日

ArchiCAD DWG図面の文字を3D表示





以前、3Dビューで表示されないDWG図面を、オブジェクトとして3Dモデル化する方法を紹介しました。


しかしこの方法では、DWG図面内のテキスト情報が3Dビューで表示されないため、部屋名などを確認することができません。




ArchiCADのオブジェクトの「3Dテキスト」で文字をひとつずつ入れていく方法もありますが、かなり手間がかかってしまいます

そこで、RhinocerosとGrasshopperのLiveConnectionを利用して、
効率的に3Dの文字を作成してみました。




RhinocerosとGrasshopperでDWG文字抽出



まずは、DWG図面をRhinocerosに取り込み、Grasshopperを起動します。

次に、GrasshopperでDWGの文字を読み込み、文字を線に変換して面を貼り、
面を押し出してソリッド化します。

そして、LiveConnection用のアドオンのMorphコンポーネントで、ArchiCADにモルフとして出力して完了です。


ArchiCADでLiveConnectionをしてみると、、、





はい!!この通り、ちゃんと文字が3Dになっています!!



いかがでしたか?
これで簡単に文字が3Dで表示できますね!!
BIMxで文字を表示させるのにも活躍しそうですね!

ちなみに、文字数が多いとやや重たくなるのでご注意ください。


Rhinocerosセミナー情報

【追記】本セミナーは終了いたしました。

今回は、RhinocerosとGrasshopperを活用しましたが、

なんと!2017年6月6日(火)「Rhinocerosで学ぶ建築モデリング入門」という書籍の出版を記念してセミナーが開催されるそうです!


図:下記リンク先より引用

詳細は下記リンクをご覧ください
↓↓↓


最近、Rhinocerosの活用がどんどん増えているので、
ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか!!


R.O

1 件のコメント:

  1. はじめまして。
    こちらの記事の内容と同様のことを行いたいのですが、
    グラスホッパーで使用したコンポーネント名をそれぞれ教えていただけないでしょうか?

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